認知症予防プログラム

「共生と予防」のための認知症予防プログラム

2023年度は、「予防と共生」をテーマに事業体ごとに農を活用したソリューションを構築し、福祉課題解決のための活動を再開します。一般社団法人リベラルハーツでは、フレイル世代に対し認知症予防プログラムの普及を目指します。

2023年度上期は、以下の2つの勉強会を開催します。

[ 解説編 ]:(全1回) 認知症予防プログラム -あなたらしく生ききるための勉強会
[ 実践編 ]:前編/後編 (全2回) 認知症予防プログラム -あなたらしく生ききるための勉強会

プログラム概要

[ 解説編 ]:プログラムの全体概要

プログラムの全体構造を理解するための導入パート。初回の方は、解説編の受講をお願いします。
全体の概念、脳のメカニズムや感情についての理解が、実践編のトレーニングをスムーズにします。

[ 実践編 ] : 概論 + 練習課題

解説編の受講後に参加が可能です。認知症予防のために必要な概念と練習を行います。
講義よる説明と取り組み方、自らが取り組むトレーニングが1セットになった内容です。

プログラム内容

[ 解説編 ]:全1回 認知のしくみを学び、どこに働きかけるか

認知機能とは何か?どうしたら認知症にならないのか?
認知症とは、どのような状態なのか、どこに不具合が生じるのか。
認知症の種類やその原因とされる要素様々な社会的要因から現状を紐解きます。

脳機能に基づく感情や生命維持のためのはたらきや自分や周囲に対する認知の構造を知ることで、プログラム全体の構造と共に、脳の働きを学び、焦点を当てるポイントが見えてきます。

解説編のまとめ
  • 脳のしくみと働きを理解する、私たちの認知は、どのように機能しているのか?
  • 思考と感情の関係性、思考のプロセスについて
  • 認知システムから見えてくる「認知症にならない」働きかけ

一般的な認知症予防プログラムとは、異なり脳トレや体操などは、一切ありません。
与えられたカリキュラムを行うのでは無く、本当に自分に必要なことを設定し、実践して頂きます。
「認知症にならない」を目指すのではなく、「あなた自身が自分の人生を生ききる」ことが認知症を遠ざけます。

[ 実践編 ]:前編/後編 (全2回) あなたらしく生きるための目的・目標を設定する

あなたらしく[生ききる]ための第一歩とは
人生の目的が明確な人は、認知症だけでなく病気にかかりにくい、という研究結果は数多く報告されています。生きがいある人生を送るには、意識的に自分自身で目的や目標を決める必要があります。

しかし「これまでに何度も、目標設定はしたけど、続かなかったよ・・・。」
そんなあなたにも誰にでも出来る体系的・理論的なノウハウを提供します。

実践編のまとめ
  • 自分が、心から追い求める事が出来る効果的な「目的・目標」とは何か?
  • それは、どのように設定していけばいいのか?
  • なぜ、目的・目標を設定する必要があるのか?

第1回〜第2回では、これらのことを分かりやすく図解にて説明していきます。
目的を持って行動することで、人生は変化し始めます。自分らしく生きる人生の第一歩目を踏み出しましょう!

催事名 「認知症予防プログラム」 あなたらしく生ききるための勉強会
日時・内容 7月2日(日)9:30 – 11:00 / 7月16日(日)9:30 – 11:00

[ 解説編 ]:認知症予防プログラム -あなたらしく生ききるための勉強会
プログラム全体構成の理解と、脳機能のしくみや働きを学ぶ

7月23日(日)9:30 – 11:00

[ 実践編 ]:認知症予防プログラム -あなたらしく生ききるための勉強会
前編(1/2・全2回):あなたらしく生ききるための目的・目標設定

7月30日(日)9:30 – 11:00

[ 実践編 ]:認知症予防プログラム -あなたらしく生ききるための勉強会
前編(2/2・全2回):あなたらしく生ききるための目的・目標設定

会場 未来創造ステーション セミナー室
参加者 ・認知症介護に関わる家族の皆様
・認知症介護に携わる医療機関、福祉事業所などの皆様
また、上記以外でも、当プログラムに関心のあるかたであれば参加可能です。
参加費  無料
定員 各回15名

講師紹介

岡元梨絵 Rie Okamoto
一般社団法人リベラルハーツ 理事
岡元梨絵
看護士。義母の認知症介護のため東京より移住。プログラムに認知科学に基づいたの心理技術メソッドを導入し、成果を上げる。心理技術の専門家と連携し多様な背景を持つ当事者と家族のために汎用化を行っている。
岡元一徳 Kazunori Okamoto
都城三股農福連携協議会 代表理事
岡元一徳
父の急逝と母親の認知症発症をきっかけに、介護離職し東京よりUターン移住。母の介護から、農作業による認知機能改善プログラム「農福リハビリ」を考案。都市連携や研究機関と連携しプログラムの更新と全国普及のために活動中。