母の認知症介護から始まった新たな挑戦
都城三股農福連携協議会の活動が、ドキュメンタリー番組として制作されました。
活動開始からの約2年間におよぶ、代表理事 岡元一徳への密着の記録です。
母の介護から始まった取り組みは、農業を通じて生きがいを提供する「農の福祉的・医療的活用」として、新しい農福連携の事業モデルとして、全国に広がり始めています。
タイトル: 笑顔が咲く畑 ~人生を見つめる時間~
放送日 : 2019年11月10日
製作:RKB 毎日放送
制作 : MRT 宮崎放送
ディレクター:濱田紘仁
2025年には高齢者の約5人に1人が認知症になると言われる中、宮崎県都城市にある協議会が発足した。
「農福連携」は主に、障害者などが農業を通して社会参画を実現しようという取り組み。しかし、この「都城三股農福連携協議会」は、障害者ではなく認知症患者に農業に参加してもらい、自信や生きがいを取り戻してもらおうと取り組んでいる。
この「都城三股農福連携協議会」の発起人は、都城市の岡元一徳(おかもと・かずのり)さん(47歳)。
協議会では、認知症など精神疾患の専門病院の敷地に小さな畑を作り、入院患者たちと一緒に農作業を行っている。農業が盛んな都城市の高齢者の多くは、農業に携わって生きてきた。病院内では感情を表に出さない患者たちも、我先に畑へと出てくる。数週間前のことは忘れていても、何故か畑で学んできたことは覚えているのだ。
野菜や花だけではなく、認知症患者の笑顔も生み出す畑の2年間の記録。引用元: JNN九州・沖縄ドキュメンタリー ムーブ