認知症介護の課題を解決!3回シリーズの勉強会を開催 認知症介護の苦しみから解放されるための勉強会

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昨年度から継続して実施する「認知機能改善プログラム」勉強会が、リニューアルしての開催です。

参加者のアンケート結果を反映し、より深く、さらに分かりやすく改訂しました。

そして、新たな研究成果を反影し、最新の「認知機能改善プログラム」勉強会を開催します。

認知症と関わるひとが、だれも犠牲者にならないために

当事者家族や介護者が抱える苦しみとは何か?

私自身も母親の認知症介護の期間、表現の出来ない程に追い詰められた心理状態に陥りました。

気付けば精神的、身体的にも限界となり、長期の入院となってしまいました。

認知症は当事者と共に、その家族や介護者にも大きな負担を強いられることになります。

そして、家族は介護に没頭するあまり、自らの健康や仕事などに影響を与えることも少なくありません。

認知症と関わる人が、だれも犠牲者にならないために

認知症介護が生み出す苦しみの原因とは、何か?

私自身が、介護時に感じていた苦しさ、辛さは以下のようなことでした。

認知症介護の家族が抱える課題の一部について
  • 記憶が続かなくなる母親とのコミュニケーションに関する動揺
  • 先行きの見えない介護生活への不安
  • 介護サービスや入居施設への不満やあきらめ
  • 家族間の人間関係に対する苛立ち
  • 仕事との両立や時間管理の難しさ
  • 精神的な影響と経済的不安

このような、複数の不安や課題を解決するために、どのようにアプローチすれば良いのか。

農福連携での学びを活かし、認知科学の理論を応用し、認知症当事者の家族や介護者が抱える課題解決プログラムを開発することに至りました。

認知症介護の苦しみを解消!本質的な課題解決のためのアプローチ

「認知機能改善プログラム」は、農福リハビリ・プログラムの検証と改善の過程で生まれ、家族や介護者、支援者の抱える苦痛と苦悩を緩和するために構築されたプログラムです。

苦しみの正体を掴み、その苦しみを生み出す仕組みを理解することで、その解決方法は見つかります。

最新の認知科学に基づく理論から、事例や図解を交えて分かりやすく解説し課題が解決することで、次のような変化を提供します。

これらの学習により、あなたの抱える認知症介護の苦しみから解放されます。

認知症介護に悩む方にお届けする、全3回シリーズの勉強会

催事名 認知症介護の苦しみから解放されるための勉強会
日時・内容 2023年12月17日(日)9:30 – 11:30 

認知症にならないために脳の仕組みを学ぼう!

認知症にならないために、どうすればいいのか。
認知科学から紐解いた、思考が身体に及ぼす作用と変化、脳のはたらきから、認知症を遠ざける術を学びます。

2024年1月14日(日)9:30 – 11:30

認知症介護のストレスや不安を解消する方法!

思わす強い言葉で叱ってしまい、罪悪感を抱えてしまう。介護者の陥りやすい苦しみの原因となるストレスや不安の根源を知り、解消する方法について学びます。

2024年1月21日(日)9:30 – 11:30

認知症当事者が満足する介護サービスの見つけ方!

デイサービスに通うのを嫌がったり、入居した施設で落ち着かない。認知症の人が、本当に喜んで心から求める介護サービスの見つけ方を学びます。

会場 未来創造ステーション セミナー室2
参加者 ・認知症介護に関わる家族の皆様
・認知症介護に携わる医療機関、福祉事業所などの皆様
また、上記以外でも、当プログラムに関心のあるかたであれば参加可能です。
参加費  ひとり ¥3,000/回
定員 各回20名程度

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講師紹介

岡元梨絵 Rie Okamoto
一般社団法人リベラルハーツ 理事
岡元梨絵
看護士。義母の認知症介護のため東京より移住。プログラムに認知科学に基づいたの心理技術メソッドを導入し、成果を上げる。心理技術の専門家と連携し多様な背景を持つ当事者と家族のために汎用化を行っている。

岡元一徳 Kazunori Okamoto
都城三股農福連携協議会 代表理事
岡元一徳
父の急逝と母親の認知症発症をきっかけに、介護離職し東京よりUターン移住。母の介護から、農作業による認知機能改善プログラム「農福リハビリ」を考案。都市連携や研究機関と連携しプログラムの更新と全国普及のために活動中。