医農福による農福連携事業体

認知症予防プログラム―農福連携から生まれた新しい認知機能改善

都城三股農福連携協議会_認知症予防プログラム
「認知症予防プログラム」開催最新情報

・最新の開催情報は、「認知症予防プログラム開催情報」より確認ください。

認知症予防プログラム、 農福連携で生まれた新しい方法

本プログラムは、農福連携の取り組みから生まれたフレイル世代にむけて開発された「認知症予防プログラム」です。
脳機能に基づいて構築された「農福リハビリ」の理論を応用し、認知症予防のために再構築した独自の新たな学習プログラムです。

*農作業によるリハビリについては、「農福リハビリ」をご覧下さい。

「認知症予防プログラム」で認知機能とそのメカニズムを学ぶ

認知症となった母の頭の中で、何が起こっているのだろう❓
介護時のこんな疑問から、認知機能と、そのメカニズムを学び始めました。
私が母の介護から得たヒントは、まず「脳のしくみ」を学び認知症との関係を知ることでした。

ネガティブな思考が認知機能を低下させるなら、ポジティブな思考へ導くことで、認知機能は向上するのではないか!?
この小さなひらめきが、「農の医療的・福祉的活用」の始まりでした。

当事者の「やりたいこと」を尊重し、心身機能を回復させる

目指すのは当事者自身が、能動的に取り組み、心身機能が回復すること。
脳のしくみから導き出した理論と手法を母の大好きな菜園作業に結びつけ、「農福リハビリ」を構築しました。
当事者の「やりたいこと」を尊重し、脳機能に沿った技術を統合することで、認知機能が回復することを学びました。

大切なのは、当事者や自身の「やりたいこと」をしっかりと把握すること。
当事者の意志や要望を無視した一方的な包摂では、善意からであっても介護側による強制となってしまうのです。

認知症の自立支援で、もっとも重要な要素について

私は、本当の自立支援とは「最期まで、そのひとらしく生きるための選択と行動をサポートする」と、定義しています。
プログラムでは、あなたの「やりたいこと」を明らかにし、自ら「目的・目標」を設定します
そして、心理的抵抗の少ない空間(農福連携農園)で、小さな「目的・目標」の達成を繰り返し、自尊感情の向上を目指します。

重要なのは、自分自身で決めること。周囲の評価や一般論は関係ないし、全く気にする必要はありません。認知症介護や予防に必要なことは、自分自身の心の中に存在しています。


 

認知症予防プログラム:脳機能と意思尊重に基づく新手法で参加者募集中!

当事者の意思尊重と脳機能に沿った技術統合で認知機能の回復を目指す

これまでの活動から、険しく暗い表情の当事者が笑顔になり、精神状態も穏やかになることは、珍しいことではありません。
そして、近年の研究では、思考が心身に与える影響の因果関係は、科学的に解明され始めています

本プログラムは、脳機能や認知心理学精神神経免疫学などの長年の研究成果と最先端の理論・技術を応用しています。
また「農福リハビリ」で導いた変化のプロセスも統合し、思考への働きかけにより認知症予防の心理技術プログラムとして構築したものです。

最先端の理論と技術を活用した認知機能変化のプロセスを学ぶ

一般的な認知症予防プログラムと大きく異なる点は、「脳トレ」や基礎体力のための運動ではない、全く新たな手法です。

目的は、「認知症にならないために、どうするか」ではなく、「最期まであなたらしく、どのように生きるか」に焦点を当てて、それを実現することを目指します

学習しやすいように、専門用語を省略し、図解により説明しています。
人体の機能やしくみに沿って作られているので、もちろんどなたでも活用出来ます
また一度、習得すると生涯、活用出来る知識と技術のパッケージ・プログラムになっています。

「認知症予防プログラム」勉強会、申込受付中!

都城三股農福連携協議会では、地域の福祉課題解決のために、「農を活用したソリューション」として、「認知症予防プログラム」勉強会を定期的に開催しています。

プログラムは、以下の2つの構成で作られています。

「解説編」:プログラム全体の概要や思考メカニズム、感情の働きなどを解説します。
「実践編」:思考の全体像から具体的な手法やアプローチ方法、プロセスを学びます。

受講のお申し込みをご希望の方は、以下のリンクより、各回の開催概要をご確認の上、リンク先のフォームよりお申し込み下さい。

「認知症予防プログラム」開催最新情報

・最新の開催情報は、「認知症予防プログラム開催情報」より確認ください。

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